流行の発信者の心をつかむことが重要

(引用)http://www.jmrlsi.co.jp/knowledge/yougo/my02/my0219.html

<イノベーター理論>品購入の態度を新商品購入の早い順に五つに分類。

イノベーター(Innovators:革新者):冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。市場全体の2.5%
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。市場全体の13.5%
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。市場全体の34.0%
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。市場全体の34.0%
ラガード(Laggards:遅滞者):最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。市場全体の16.0%

・イノベーターが重視するポイントは商品の新しさそのもので、商品のベネフィットにあまり注目していません。
アーリーアダプターは新しいベネフィットに注目していて、他の消費者への影響力が大きく、ベネフィットを自らのネットワークを通じて伝えてくれます。
この2者まで普及するかどうかが次のアーリーマジョリティ、レイトマジョリティに広がるかどうかの分岐点になります。
このことから「普及率16%の論理」といわれています。

更に、ハイテク産業の分析で、アーリーアダプターとアーリーマジョリティとの間には容易に超えられない大きな溝(Chasm:キャズム)があることを示しています。この溝を超えないと小規模のまま市場から消えていくそうです。

電子書籍のように浮かんでは沈んで消えていくようにならないようにしないといけませんね。