FFFTPメモ

<転送モード>
・バイナリモードで転送できるファイル⇒
画像やコンパイルされたプログラムなどはこのモードを使います。

アスキーモードで転送できるファイル⇒
テキスト文書やHTML 形式文書などはこのモードを使います。

<アップロードの確認>
・再開(リジューム)⇒
途中までアップロードしたファイルがあるとき、その続きをアップロードします。
アスキーモードでアップロードするときは、リジュームはできません。
※ホストによってはリジュームに対応していない場合があります。

・アップロードしない
ローカル側に同じ名前のファイルがあるときは、アップロードしません。

・ファイル名を変更する
ファイル名を変更して上書きを押すことにより、違う名前でアップロードできます。

・以降全て
これ以降、アップロードするファイルと同じ名前のファイルがホスト側にあっても、確認をせずに、
同じ方法で処理します。

<ホストの設定拡張>
ファイアーウォールなどの関係上、ホスト側へうまく接続できない場合⇒PASVモードを設定し接続します。
LISTコマンドは、サーバのファイルの一覧を取得するコマンドです。


<その他>
FTPではユーザ名とパスワードが必要なのが原則ですが、だれかれかまわずファイルをダウンロードできるサーバがインターネット内にはあります。それが「anonymous FTP」です。「anonymous」とは「匿名」のことで、名前を名のることなく、FTPサーバに接続し、(通常は)ファイルをダウンロードできるようになっています。このanonymous FTPは、広くソフトウェアやデータを公開したいときに利用されるもので、大学や大手プロバイダにこうした形でのFTPサーバが公開されています。anonymous FTPでは、ユーザ名を「anonymous」とし、パスワードを「メールアドレス」とする約束事になっています。先に入力したメールアドレスはそのときに使われます。

「anonymous FTP」サーバとして有名なところでは、だれもが接続することができる「ftp.kuis.kyoto-u.ac.jp」(京都大学)、「ftp.u-tokyo.ac.jp」(東京大学)、「ftp.tohoku.ac.jp」(東北大学)などがあります。