王様の耳はロバの耳・・・王様とは誰?

イソップ物語などの童話は実に奥深いものがあります。

反面教師のような話がたくさんあり、子供の頃に何気なく聞いていた話も大人になってあらためて読むと、時代背景や政治情勢などを連想させなます。

さて、お題の“王様の耳はロバの耳”の話に出てくる「王様」とは誰のことなのでしょうか。

ロバの耳を持った王様は、自分の耳がロバの耳であることを他人に知られるのを恐れ唯一の秘密を知る床屋にまで口止めをします。ですが秘密を腹にしまっておくことに苦しくなった床屋は井戸に向かって秘密を吐き出してしまい、その声は風に乗りあらゆる井戸に届き、大勢の知るところとなってしまいます。

秘密をばらした時、床屋は殺されるはずでしたが王様は床屋を許し物語は終わります。

この話を聞いていると私は、AIJやオリンパスの事件、昨今の警察の不祥事などを思い出します。外部に漏れるのを恐れひた隠しにしたが関係者の告白により事件は公になる。秘密はいつまでも隠しておくことはできない。

王様は、企業に限らず自分自身にも当てはまる場面があるのではないでしょうか。失敗や見栄、虚構を重ねていてもいつしかわかってしまう。そんな事を教えてくれているのではないかと思います。


王様の耳はロバの耳の話が思い出せない方はこちら↓

http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/afgraesopicae.htm




〜他の方のご回答〜

http://nikoten.hatenablog.jp/

http://d.hatena.ne.jp/g_tkyo/20120315/p1

http://island-web.hatenablog.jp/


先生の回答

基本的には、これが「正しい答え」と呼べるものはありません。
あえて言えば、「王様は誰?」と問いを作ることが問題でした。
何を知らないのかを漠然と考えるのではなく、問題として具体的に起こすことにより、答えが手に入ります。
よく言う「CSS」や「プログラミング」がわからないという言葉は
そもそも、答えを得ようと具体的な問題を作っていないことが問題なのです。
何かを得るためには、それが何であるのかを具体的にすること。
それが答えです。